人気ブログランキング | 話題のタグを見る

のんびり映画雑記帳

今週はプロゴルフの大会から目が離せない

台風15号19号と関東、東北地方を風と水害で甚大な被害を残して去っていったが河川氾濫で水没などの被害を受けた方々の一日も早い復興を願うばかりである。

そして日本中を興奮のるつぼに巻き込んで、ベスト8にまで勝ち残ったラグビーのワールドカップだが、ラグビーというスポーツがこんなに面白くスリルに満ち満ちたものとは。今日まで知らなかった。
にわかラグビーファンになった人は日本中にもたくさんいただろう。
ノーサイド後の相手をたたえる態度などは、すがすがしく感動した。

ラグビーのルール、特にいろいろな反則技を初めて知ったが、さすが紳士の国イギリス発祥のスポーツだけあって、相手を傷つけないような細かいルールは、なるほどと思わせるものが多く、今や日本でも人気のサッカーのことをふと思った。

レフリーの目を盗んでの、大げさな倒れ方や足掛け技などの姑息な反則を繰り返すサッカー界は、今後の在り方を考える必要があるのでは?

明日から男子ゴルフではZOZOチャンピオンシプが開催される。
参加選手はアメリカで活躍する60名に加えて日本人選手などで78名。
日本で初めてのPGAの大会であり、賞金総額11億円、優勝賞金2億円と、過去最高の大会である。これまでの最高優勝賞金額は確か4200万円。

なんといってもあのタイガー・ウッズが出場するのが目玉。加えてローリー・マキロイ、ジェーソン、デイ、ジョーダン・スピースなど、テレビでしか見たことのない世界の一流選手がそろうのだから楽しみだ。迎え撃つのは松山選手、石川遼選手などの日本勢。

果たして日本人選手が地の利を生かしての優勝ができるか否か?
私の予想ではその可能性はないと思うのだが、せめて上位に入るほど頑張ってほしい。

この大会を契機に、今や人気凋落の男子ゴルフ界の活性化の礎になることを祈るばかりである。

かたや女子プロでも、明日からマスターズGCレディースが開幕。

この大会の優勝賞金3600万円は過去最高の賞金額であり、選手全員が目の色を変えて挑戦することだろう。
特に賞金王を狙っている渋野選手は優勝もしくは上位に入れば賞金王の可能性も高くなり、来年のオリンピックへの出場の可能性もますます大きくなる。
そうはさせじと現在の賞金1位の申ジエ選手も健在だ。

黄金世代の各選手、ベテランの上田選手、比嘉選手、大山選手なども虎視眈々と優勝を狙っているから、目が離せない。

とにかく女子プロの世界は、次々と活躍する若い選手が出てくるので、見ていても面白い。加えて最近の選手はみんなとまでは言わないが美人でスタイルもよく、テレビ映りがよい。
昔は全身真っ黒で野武士みたいな選手が大勢いた。誰とは言わないが。!(^^)!

先週の富士通レディスでアマチュアで堂々優勝した古江彩佳選手などは19歳で身長153センチとプロの中で一番背が低いと思うが、それでもってボールも飛ぶし正確なプレーは目を見張るばかりである。

規定により即プロ宣言をしたので、今週は無理でも来週からプロデビューだから賞金も堂々ともらえるのだ。(アマがゆえに先週優勝の1440万円は2位のプロ選手に譲らざるを得なかっから、賞金ゼロだった)

これで渋野日向子ちゃんばりの笑顔と愛嬌があれば、人気沸騰間違いなしなのだが、将来が楽しみな選手だ。
男子プロにもアマチュアで優勝するような選手がでてきたらいいのだが、そんな気配は1ミリも感じられない。









# by suifuyon | 2019-10-23 17:57

映画 最高の人生の見つけ方

来週はいろいろと用事があり落ち着かないので、本日、初日にこの映画に行った。
アメリか映画、ジャック・ニコルソン・モーガン・フリーマンでだいぶん前に公開され、好評だった映画のリメイク版である。
と言いながら、ジャック・ニコルソンが嫌いな私は前作を観ていない。

本作はリメイクとは言いながら前作とはだいぶん内容が違うようだが、それはそれでよく、興味をもって観た。

吉永小百合さんの映画を映画館で観るのは何十年ぶりだろう。
若いころは 愛と死を見つめて、若い人、真白き富士の根 など初期のものは沢山観たものだが、どんな汚れ役をやっても小百合さんは吉永小百合さん(?)なので少し飽きが来てもう何十年も小百合さんの映画は観ていなかった。

今回あの天海祐希さんという異質な女優さんとの共演ということに、大変興味が湧き観た次第。でもやっぱり「吉永小百合さん」だったけど、年輪を重ねた落ち着いた演技と表情はおだやかで、懐かしくあたたかい気持ちになった。

今から観る人も多かろうから、下記の私の感想はネタバレもあるので読まないほうが良いかと思います。(^_-)-☆

天海さんが一流会社の社長に対して、普通の家庭の主婦小百合さんのコンビは絶妙とまでは言わないが、まあよかったんじゃないかな。死期の近い二人が死ぬまでにやりたい事をいろいろやるのだが、とてもいいシーンと明らかにお涙頂戴を狙ったシーンもあり、それが明らかに鼻につき、感情的に乗っていけない自分がいた。
特に天海さんが・・・・・・・・と再会するシーン。

自分的にはとっても面白かったシーンは横浜アリーナでの桃色クローバのライブのシーン。大学が横浜でありながら横浜アリーナは知らず、どんなところだろうと常々思っていたので、観客総立ちの壮大なライブシーンに感激した。

また長崎出身の私にとって、長崎港からの景色のシーン、五島の教会のシーンなど懐かしいシーンが多く、とてもよかった。

小百合さんの夫が長崎出身の前川清さんであり、そのダメ夫ぶりは絶妙であり、とてもよかったが、結婚式のシーンは監督のやりすぎ。

ムロツヨシさんは天海さんの秘書役だが、コメディタッチな演技ではなくなかなか感銘を受ける演技だった。
そして私の一押しの満島ひかりさん、小百合さん尾娘役だが相変わらずの繊細な演技、表情がよい。

と、書き連ねていけばまだまだたくさんあるのだが、別にあらを探しているわけではなく、相対的には死という重いテーマを扱いながらも、とても面白く楽しい映画だった。

前作とはだいぶん違う内容のようだが、映画は観て楽しければそれでよく、いろいろの批判なんかはどうでもよいのである。

小百合さんがこれからも元気で沢山の映画で頑張ることを願うものであり、天海祐希さんはこれからも元気いっぱい、米倉涼子さんを乗り越えて行ってください。

予告編








# by suifuyon | 2019-10-12 18:55

映画 レベッカ

10月になっても蒸し暑い日が続いていたが、やっと秋を感じさせる気候になったと思ったら、台風19号の発生である。
さてさて今年最強クラスの勢力だとテレビは最大の警戒を呼び掛けているが、果たして日本のどこに上陸するのか?

今の予想ではわが四国はなんとか逃れそうで関東地方上陸の予想であるが、先月大きな被害を受けた千葉が心配である。
まだまだ修理できてない家屋が多い中、直撃されれば目も当てられない状況になるので、なんとか日本を避けて太平洋を北へ抜けてほしい。
私も14日から長崎方面への旅を予定しているので。無事に出発できるのを望んでいるが、まだ心配だ。

今月の映画鑑賞会は、なんと80年前のアメリカ映画[レベッカ]
監督があの有名なヒッチコックでこの映画はアカデミー賞作品賞を貰った作品。
映画 レベッカ_a0254624_19012699.jpg
80年前というともちろん私など生まれる前の作品だが、この時代に2時間を超える見ごたえのある映画をよくも作ったものだ。

タイトルのレベッカは主人公の亡くなった前妻のことだが、画面には一度も登場しない。しかし最後まで主人公と後妻の二人を縛る幻影的な存在として君臨する。
私たちが知っている戦後観たヒッチコックのミステリー映画の数々をほうふつとさせる画面もあり、なんだか懐かしい気持ちになった。
それと全編に流れる音楽がバイオリンを主とした繊細なメロディが心地よかった。

詳細は省くが、主人公が不貞の妻レベッカを押し飛ばして殺したと自供するのだが、ラスト30分で意外な結末となる。

映画が終わった後、ある人がハッピエンドでよかったねとしゃべっていたが、私的にはそうは思えず、なんだかもやもやの残るラストだった。

余談だがヒッチコックは映画に採用した女優は自分のお気にいりの女優を使うことで有名だが、その中では映画 「鳥」 に主演したティッピー・ヘドレンへの執着とセクハラが有名である。

後日彼女はそのことを告白しているが、彼女に対するセクハラ、ストーカーぶりが
「ザ・ガール  ヒッチコックに囚われた女」として2012年に映画化されているので、興味のあるひとはどうぞ。

レベッカの主演女優ジョーン・フォンティーンもヒッチコックのお気にいりだったのかなと、くだらないことを思いながら画面をみていた私である(^_-)-☆

主宰のM先生、お世話役のMさんご苦労様でした。










# by suifuyon | 2019-10-09 17:37

渋野選手8打差を逆転優勝!!

今、世間はラグビーのワールドカップで日本がアイルランドに19対12で勝ったことで湧きに沸いている。
9連敗中の相手だったから、まさかまさかの出来事である。
 
スポーツの世界では、そのまさかが時々起きる。

先日終わった女子プロゴルフデサント東海クラシックでは、フィーバー中の渋野選手が、二日目のトップとの8打差を逆転して優勝したのである。
8打差を逆転とはなかなかあるものではない。
これで全英オープンの優勝がフロックではないことを証明したことになったようだが、昨日終わった宮城ダンロップ杯では、残念22位に終わった。
日本女子プロを8打差で圧倒的な勝利を飾った畑岡選手も7位に終わった。
いかに強い選手ともいえどもそうそう勝てるものではない。

歴史を紐解くと、かつて ト阿玉 という名選手がいた。生涯58勝をしている。
当時圧倒的強さを誇ったが、彼女でも年間9勝が最高だった。
続いて日本の不動裕理選手。
彼女も6年連続賞金王など、その強さにはびっくりしたものであるが、それでも年間8勝が最高だった記憶がある。

渋野選手は昨年プロテストに合格。でも獲得賞金はゼロ。
今年になり、日本のメジャーに勝って、そのあと2勝。賞金は1億6百万円。
全英オープン優勝では7200万円。

通算4勝をしている。

残り9試合で果たしていくつ勝てるか?   2勝?3勝?それとも0勝。

考えてみれば渋野ちゃんはまだまだ新人である。
その新人が今年すでに4勝して獲得賞金は1億7千万円強とは、それだけでもう十分すぎる活躍であろう。
初めての海外での試合が全英オープン。それで優勝してしまうとはまさにシンデレラガールといってよいだろう。
世界中のゴルフファンをびっくりさせたプレー中での笑顔と子供に対する優しさは、いままでになかったゴルファとして、強烈な良い印象を与えてくれた。

冷静に考えればあと1勝できれば上出来じゃないかな。
渋野選手8打差を逆転優勝!!_a0254624_18215056.jpg


それにつけても男子プロの世界はどうしたものか。
石川遼選手がなんとか頑張っているが、彼とてアメリカでは全く通用せず、日本に逃げ帰ってきた選手という評価。

世界のメジャーに日本人選手が何人かは挑戦しているが、予選を通るのは松山選手だけの状態。
日本人選手ではアメリカでは全く歯が立たないのが実情。

直近の試合でも優勝したのは武藤選手。
昔の名前で出ています・・・・で全く新鮮味がない。

男子の世界に女子の黄金世代のような新鮮はつらつとした魅力的な選手がなぜ出てこないのか?
中学。高校、大学とゴルフ部があり、切磋琢磨してプロゴルファーを目指している選手はごまんといるだろうに、どうして若手の強い選手が出てこないのか全くもって不思議である。
渋野選手一人に男子プロ全員が負けているといっても文句は言えないだろう。
上から目線で態度の悪い片山選手、池田選手、小平選手などが大きな顔をしてプレーしているようでは男子の世界は期待できない。

このままでは本当に男子プロゴルフ界は衰退の一途だろうし、スポンサーもつかなくなり試合数も年々減少してしまいそうだ。
果ては男子プロゴルフは解散・・・・なんてことになるかも知れない。

具体的には何をどうすればいいのか、わからないが、とにかく男子プロゴルフにかかわる者すべてのものが、原点に立ち返って再び隆盛への方策を考えて欲しい。









# by suifuyon | 2019-09-30 22:39

9月も終わり。映画アド・アストラ

なんだかんだであれこれ忙しくしている間に、気がついたら今日は29日。
明日で、なんと9月は終わりではないか!今年は彼岸花の咲きようが遅く、今になってやっと満開だからこんなことはかつてなったことだから不気味である。

振り返ってみれば、今月前半は日本水彩画展の展覧会が松山であり、8号10号の2点を出展したので、1週間の間に3回松山を往復することになった。

従来F4号の小さい絵ばかり描いていたので、10号は自分にとってとてつもなく大きく思えて、四苦八苦しながらの完成だった。出来はやっぱり今一つ。

23日から東京横浜へ。
例年の日本スケッチ画会の展覧会を観るのが最大の目的だが、今年も京橋の5階建ての くぼた という画廊を150点ほどの力作が展示されており、なんとも見ごたえのある展覧会だった。
ただ毎年挨拶しているk先生が不在だったので、挨拶ができなかったのが残念。

横浜そごうでは横浜在住の水彩画家のW氏の個展を鑑賞。
透明水彩を使った20数点の絵はどれも素晴らしく、ただただ感心するばかり。
運よくW氏が会場におられたので、いろいろなお話を伺うことができて、とても勉強になった。

そして今日は久しぶりに映画へ。観たのはブラッド・ピット主演のSFものの
「アド・アストラ」。
先日観た「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」でもブラビはデュカプリオとw主演していたが、本編では荒々しい男を演じていたが、今回は静かなる男を演じていた。

あらすじは

宇宙で活躍する父にあこがれたロイは、自身も宇宙で働く仕事を選んだ。しかし、その父は“地球外生命体の探索”に旅立ってから16年後、太陽系の彼方の冥王星で行方不明となってしまう。生存は絶望的だった。

時は流れ、エリート宇宙飛行士になったロイに、軍上層部から「君の父親は生きている」という驚くべき事実がもたらされる。しかも父は、太陽系を滅ぼしかねない危険な実験「リマ計画」にかかわっているという。ロイは父と再会するべく、宇宙へと旅立っていく

こんな感じであるが、とにもかくにも火星や木星ならいざ知らず、冥王星への旅である。地球から43億キロ・・・・といってもピンと来ない。
ちょっと哲学的な内容ではあるが、端的に言えば自分探しとでも言えばよいだろうか。
宇宙ものに多くある荒唐無稽さは少ないけど、これが火星や冥王星と提示されてもなるほどとは言いがたいが、そこはそれ、気軽に楽しんだらいいと思う。
宇宙空間でのひとりぼっちの恐怖は想像するだけもぞっとするのはいつものことである。数年前のサンドラ・ブロック主演の「ゼロ・グラビティ」をどうしても思い出させる映画だ。











# by suifuyon | 2019-09-29 21:15



なつかしの映画・現代の映画 あれこれ思うこと

by suifuyon
以前の記事
フォロー中のブログ
その他のジャンル
最新の記事
外部リンク
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧